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2018-11-28

映画にも登場したとんぼ玉のアトリエ「蜻蜓雅築珠藝工作室」

こんにちは!

「台湾エスニック雑貨店」店長です。

今回ご紹介する「蜻蜓雅築珠藝工作室」は、山地門で最も有名なとんぼ玉アトリエのひとつです。つい先日ふらりと訪れた時は、運悪くお店は改装中のためお休みでした。オーナーさんをはじめ、とんぼ玉をつくる先生方は、みなさん不在だったわけですが、おひとりだけ改装に立ち合い、お店の番をしている店員さんがいたので、無理を言ってお店をみせてもらったり、お買い物をさせてもらったりしてきました。去年訪れた時には、ここでとんぼ玉づくりにも挑戦させてもらったので、そのときの様子と合わせてご紹介します。

アトリエは屋根にとまる大きなとんぼが目印

「蜻蜓雅築珠藝工作室」の屋根には、大きなとんぼがのっかっているので、少し離れた所からでも見つけることができます。木の温もりあふれる入り口の床や柱には、とんぼ玉の装飾がいっぱい。山の中のアトリエといった雰囲気です。

入り口にて入場料100元を支払いますが、ここでもらえるチケットはショップでのお買い物や、後でお話する手づくりとんぼ玉体験で、割引券として利用することができます。

1階はショップ&アトリエ、2階はレストラン&ギャラリーになっています。2階でのんびりご飯を食べたかったのですが、今回は空いていなかったため、次回また訪れた時の楽しみにしておきます。

とんぼ玉のいま、むかし

陶壺、青銅刀と合わせて、パイワン族「三宝」に挙げられるとんぼ玉。大頭目家に代々受け継がれているアンティークのとんぼ玉は、外来の移入品でどこで製作さたのかは、未だ謎に包まれているそうです。現在、集落のあちこちで製作されているガラス製のとんぼ玉は、パイワン族の伝統文化を受け継ごうと1980年ごろから製作が始まったものです。とんぼ玉には、邪気を払ったり不思議なパワーを引き寄せる力があると信じられていて、紋様のひとつひとつに大事な意味があります。

とんぼ玉の吊り橋「山川琉璃吊橋」には、いくつかのとんぼ玉ストーリーが紹介されています。興味のある方はこちらをご覧ください。

とんぼ玉手帖

「蜻蜓雅築珠藝工作室」だけでなく、以前ご紹介した「沙滔舞琉璃珠工作室」でもそうだったのですが、ケシ加工をしてアンティークの風合いを出したり、伝統的な紋様を大切にする一方、複雑な紋様を施した新しいビーズも目立ちました。。

カラフルなイメージのあるとんぼ玉ですが、モノクロで表現したモダンなとんぼ玉も発見。創作アイデアはアクセサリーだけに留まらず、カトラリーや生活雑貨に装飾されたりと、時代とともにとんぼ玉も変化を遂げていっているんだな…と思いました。

また「蜻蜓雅築珠藝工作室」は、2008年に大ブームを巻き起こした映画「海角七號」の中で、 田中千絵さん演じる友子が、バンドメンバーに贈ったとんぼ玉アクセサリーを製作した工作室としても知られています。不思議なパワーを秘めたとんぼ玉は、大切な人への贈りものにもよさそうですね。

世界にひとつのとんぼ玉をつくるなら…

「蜻蜓雅築珠藝工作室」では、先生にマンツーマンで教えてもらいながらのとんぼ玉づくりを体験することができます。1年以上前の記憶なので曖昧ですが、つくるものは、キーホルダー、ブレスレット、ネックレスなどから選べた気がします。それからお好みのデザインを選ぶと、そのベースになる色のガラス棒をバーナーの上で熱し、用意してくれます。

その後、同じくアツアツに熱した細いガラス棒で、ビーズの上に模様をのせていくのです。

格闘する時間はあっという間ですが、冷却するのに40分くらい時間がかかりました。それが終わると、今度は別の先生に紐を取り付けてもらって、世界にひとつだけのとんぼ玉アクセサリーの完成です!

蜻蜓雅築珠藝工作室」へのアクセス方法

「蜻蜓雅築珠藝工作室」は、「溢寮溪」という川の北側に位置しています。屏東駅から「山地門郷公所」行きのバス(8227)、もしくは更に先の「霧台」まで行くバス(8233)に乗車し「三地村」バス停で下車。そこから徒歩2、3分で着きます。

蜻蜓雅築珠藝工作室*屏東縣三地門鄉中正路二段9號

山地門を訪れる際は、「蜻蜓雅築珠藝工作室」で旅の思い出を形にしてみては?

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