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2020-03-11

ちょっと前に訪れた屏東。駅周辺をそぞろ歩き

こんにちは!

前回の更新から8か月もた経ってしまいました!!

そして、今回書こうと思っている屏東のそぞろ歩きも、撮影日を見たら11月30日となっていて、またまたびっくりの「台湾エスニック雑貨店」店長です。

4か月前というとつい最近のような気もしますが、コロナウィルスが大きな問題となっている今では、遠い遠い昔のような気もします。どうか早く終息しますように…そして早く活気あふれる日常が戻ってきますように…そんなことを願いながら、11月に訪れた屏東のことを振り返っていきたいと思います。

生まれ変わりつつある旧日本軍官舎「勝利新村」

11月の屏東は、やっぱり暑かった…。太陽も台南よりひと回り大きいような、そして草木の活力も強いような…そんな気がしました。

駅を降りて最初にやってきたのは「勝利新村」という、日本時代の官舎が立ち並ぶ一角。駅から歩くと15分ほどの距離ですが、今回はP-Bikeでやってきました。P-Bikeのステーションは駅のすぐそばほか、「勝利新村」の近くにもあります。

屏東版YouBikeの「P-Bike」 その利用方法とちょっとしたハプニング

屏東には、かつて台湾初となる飛行場があったそうです。この「勝利新村」に並ぶ建物は、旧日本軍の官舎として使われていたもので、戦後は中華民国陸軍の宿舎として利用されていました。いくつもの日本建築の家屋が今も保存されていて、おしゃれなレストランやギャラリーとしてリノベされている物件もあります。

 

平日は人通りも少なくガラーンとした村一帯ですが、休日には、忠孝路と勝利路のコンテナ集落でイベントが行われたりすることもあり、若干にぎやかになります。

 

こちらは青島街で見つけた本屋さん。靴を脱いで「お邪魔します~」という感じで上がります。お店というより、おばあちゃんの家感が強い店内には、日本語の本が多く、歴史や食べ物の本が目立ちました。離れにはカフェもあるので、ここで気になる本を買って、そちらでお茶しながら読むというのもよさそうです。

 

繫。本屋
住所:屏東市青島街112號
時間:10:30~18:30、月・火曜休 (営業時間は変更している可能性あり。)

通りを進んでいくと、気になるギャラリーを発見!!「青島巴叁」というギャラリー、中ではパイワン族、ルカイ族のトンボ玉アクセサリーや、民族衣装を展示していました。展示品には、刺繡の文様や技法などの説明がされていました。見ているだけでも楽しいのですが、一部の商品は購入することもできます。

青島巴叁
住所:屏東市青島街83號
時間:10:00~18:00、火曜休 (営業時間は変更している可能性あり。)

おしゃれすぎるパン屋「美菊」

P-Bikeでの周辺散策は続きます。次に立ち寄ったのは、屏東で最もおしゃれと評判の「美菊」というパン屋さん。こちらは、もともと屏東大学の近くにある麺屋さんが開いたお店で、正直、お値段はちょっとお高めなのですが、その分クオリティーも高いおいしいパンが並んでいます。

コンクリート打放しのシンプルな外観と内観で、パンの素材だけでなく、並べるお皿にまでこだわりがありそう。撮影のスポットとしても人気があるそうです。

美菊
住所:屏東市公園路66號
時間:12:00~19:30(売り切れ次第終了)、火・水曜休 (営業時間は変更している可能性あり)

おとぎの国アートの「職人町」

撮影スポットと言えば、「職人町」というスポットも少し前にできたそうです。「職人町」には、おとぎの国よのうなペイントが施された建物が立ち並ぶ小さな一角で、ショップ兼作業場やカフェなどが入っています。先ほど登場した「勝利新村」もそうなのですが、屏東県政府は、こうした若者たちの起業のサポートに力を入れているようです。

一見、3Dアートっぽく見えて平面なんじゃないか…とおもう配色具合なのですが、あります、実際に建物が。カメラやスマホを片手に、ここを訪れる人たちの姿がたくさん見えました。

職人町
住所:屏東市仁德路43巷

そういえば今回、屏東を訪れた目的ですが…それは次回に続きます。

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