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2018-11-25

心ときめく原住民雑貨とネットショップの進捗情報

こんにちは!

「台湾エスニック雑貨店」店長です。

今年も残すところ、あと1か月ちょっとになってしまいましたね。今年の8月に始めたこのサイトですが、肝心なショップの方はというと、準備中のまま今に至ってしまいました。なんとか今年中にオープンできたらいいな…と考えつつ、少し焦りを感じている今日この頃。いつもは、原住民の住む集落の情報や、そこで出会った雑貨などのお話を書いていますが、今回は店長の住む街「台南」で見つけた原住民雑貨を、お店の現状と合わせてご紹介しようと思います。

身も心もあたたまる「ティースパ」

台湾もここ最近、朝晩は少し寒さを感じるようになってきたのですが、そんなときにおすすめなのが「ティースパ」なるこの一品。アミ族のお姉さんがお風呂に浸かっている様子に、身も心も温まります。こちらは「台灣請泡茶」というメーカーのティーパックで、5つがひとセットになって200元。原住民バージョンは2種類あり、そのうちのひとつであるこのセットは、(上から)タオ族、プユマ族、ルカイ族、ツォウ族、そしてアミ族の5人が入っています。

セディック族やタイヤル族の戦士たちが入ったもう一方のセットも、カッコよくて迷ったのですが、女性が入っている方が華やかに見えたので、こちらに決めました。ジャスミン緑茶で、スッキリとした味わいが楽しめるこの「ティースパ」は、原住民バージョンの他にも、政治家や動物バージョンなど、いろいろな種類があるので、おみやげにもおすすめです。台湾各地にある雑貨ショップなどで、購入することができますよ。

原住民柄のマスキングテープ

販売する商品を梱包するときに、さりげなく原住民柄のマスキングテープが貼ってあったらかわいいかも…とふと思ってから、文房具屋さんに行くたびに注意深くマスキングテープを見るようになりました。原住民っぽい幾何学もようをいくつか発見したのですが、きっと台北だったらもっといろいろな種類があると思います。うらやましいです!

ちなみに、原住民柄ではないのですが、こちらのフルーツ用段ボール箱デザインのマスキングテープも、思わず買ってしまいました。

世界にひとつのオーダースタンプ

それからもうひとつ、お店をオープンするにあたって、どうしても準備しておきたかった雑貨をご紹介します。お店のロゴは最初、自分で試行錯誤してみたのですが、これが驚くほどクオリティが低かったので、「coconala」というサービスを利用し「chuva」さんというプロの方にお願いすることにしました。→chuvaさんのページ

祖先と崇められる百歩蛇の三角もようと、家宝として代々受け継がれる壺は、パイワン族群の象徴なので、どうしても取り入れたいと考えていました。ですがイメージは漠然としていて、説明もしどろもどろだったにもかかわらず、パパパと想像以上のものを作っていただきました。フォントともすごく気に入ったので、ほんとうにお願いしてよかったです。

それから、ショップカードもつくりたいなと思い、前から気になっていたお店「根本印舖」さんに相談に行ってみました。初めはプリントしてもらおうと思ったのですが、いろいろなハンコが並ぶお店の中を見ているうちに、ハンコを作ってもらうのがいいんじゃないかと考えました。値段はサイズによって異なり、数日で作ってくれました。そして出来上がったのがこちら。

押してみると、ハンコならではのかすれた感じがいい具合に出ています。これを見たとき、お店のオープンへまた一歩近づいたような気がして、なんだかうれしくなりました。

根本印舖*台南市東區東安路88號

「台湾エスニック雑貨店」の進捗情報

年内のオープンを目標に準備を進めている「台湾エスニック雑貨店」はというと…、現在とんぼ玉系のアクセサリーが、数点だけ集まっただけの状態です。商品数は少ないのですが、年内にお店をオープンさせるのが目標なので、オープンしてから徐々に商品数を増やせていけたらな…と思っています。マイナーなサイトゆえ、オープンを楽しみにしいるという方はいないかもしれませんが、オープンの暁には当ブログとインスタにてお知らせいたしますので、見かけた方は足を(目を?)運んでいただければ幸いです。

原住民雑貨を売ろう!と心に決めた1年以上も前のことから今までを振りかえってみると、思った以上に時間がかかったのは、誰にどうやって売るかを決めることでした。台湾に移り住む前は、ずっとエスニック雑貨に携わるお仕事をしていて、2000年代前半頃には、エスニックブームが起こったのを記憶しています。ですが、長いことエスニック雑貨から距離をおいた生活を送っていたので、現在のマーケットがどうなっているんだろう…ということを調べることから始めました。いろいろ考えて、最終的にネットショップ+ブログという形をとることにしたのは、エスニック好きな方やディープな台湾を知りたいという方たちに、雑貨だけでなくその背景にあるストーリーも一緒に届けたいと思ったからです。それから、発信する方法や、ショッピングカート選び、商品の買い付けや見せかたなど、いろいろな問題に直面してきたのですが、そのことについても今後少しづつ綴っていこうと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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